チップス:大学生の日記LifeFordummies

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【ブログ】おすすめの本!久しぶりにオーストラリアで読んだ本を読んでみた Destroying Avalon

どうもチップスです。今回はちょっと本紹介というわけではないのですが、僕が留学中学校の授業で読まされた本がAmazonにたまたまあったので購入してみました。ちょっとだけ紹介したいと思います。

オーストラリアの学校の英語の授業でいじめに対することを勉強した時に読まされた本です。ほとんどの生徒もあまり本を読むのが好きではなかったらしく、先生は本を読み始める前に映画をみせてくれました

映画の題名は『Mean girls』です。直訳だと『意地悪な女の子』です。ちなみにAmazonでも買えます

 

https://www.youtube.com/watch?v=yw3FOqScXfQ

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内容は転校生が学校を仕切っているボス的存在の女の子にいじめられるというものなのですが、意外とよく出来ていて面白いです。ちょっとディズニー映画っぽい感じです。いじめが主題なのですが、結構コメディっぽい笑いもあって結構気楽に見れました。

まあ一回読んだことがあるので内容も知っているのですが、とてもドラマチックで面白い本です。読めば読むほど続きが読みたくなります。

読んだ本 - Destroying Avalon 

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あらすじ: 田舎から都会の学校に引っ越してきたAvalon(アバロン)は、新しい学校での不安と期待で胸が一杯になっていました。学校はプラスチックガールズと呼ばれる女子のグループによって仕切られていて、アバロンはたまたまそのグループに嫌われてしまいます。

そこから、いじめが始まり、イケイケの女の子のグループに入りたかったアバロンはなぜか学校でも底辺のオタクグループに入ってしまいます。しかし、そこで彼女のタイプの男の子を見つけます。しかし、学校には彼はゲイだという噂が広がっていて、彼女はなかなか彼に気持ちを伝えることができません。だんだんとプラスチックガールズのいじめが始まります。大量に送られてくるメールやたくさんのインターネット上の悪口にアバロンは苦しみます。しかしいつもそこにはアバロンを支えてくれる友達がいました。しかし、物語後半、話は予想もしない方向に向かっていきます。

 

DESTROYING Avalon

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表紙

結構表紙だけでも伝わってくるものはありますね。パソコンに向かう女の子少し泣いている様にも見えます。本の右下にはインターネットの闇を理解したい全ての若者が読むべき本。と書いてあります。左には西オーストラリアで獲得したアワードが表示されていて、学校でも生徒の読み物として使うことが推奨されています。

英語

英語は格好簡単です。たまにオーストラリアのスラングが入ってちょっと分かりにくくなっているとこもあるかもしれませんが、英語はわかりやすいです。300ページ弱で僕は3日で読み終わりました。中にはうどんや日本の食べ物が出てきて、僕は『著者は日本好きなのかな?』って何となく思いました。ネットで使われる英語のちょっとした解説も本の最初に書いてあるのであんまり混乱せずに最後まで本を読むことが出来ると思います。

感想 - ちょっとネタバレ

僕がもう一回この本を読みたくなった理由は特にないんですが、Amazondでたまたま見つけて良かったと思っています。最初の方は田舎を離れるアバロンの気持ちが書かれていて、ちょっと共感できると思うところもたくさんあり、結構リアルに彼女の心情が描かれていて良かったです。

中盤になると学校でいじめられるアバロンの苦しみが描かれています。『海外のいじめってこんなに凄いのか』って思うほど過酷ないじめをくぐり抜けてきたアバロンに少し同情してしまいました。しかし、彼女の友達がどうにか彼女を助けようとしているとことを読むと友達の大切さが伝わってきました。

後半は彼女の友達の内に秘めた思いが描かれています。いじめの犯人が明らかになり、実際すごい大どんでん返しでした。まるで『Sixth Sense』みたい...なんてぐらいの大どんでん返しでした。しかし、この本に登場するほとんどはティーネージャーで彼らの気持ちも理解できないこともありません。

学校はいじめには最後まで気づかず、いじめが発覚後にいじめに対するプログラムなどを設置する学校の対応やアバロンのやるせない気持ちや反応がリアルに描かれていて良かったです。

オーストラリアに行きたい人は一回読んでみても損はないと思います。すべて英語で書かれているのはあれですが...留学したい人は英語の練習にもなりますしオーストラリア独特の英語の慣れるといった意味でもとても良い本になると思います。